陶芸お家鉢×多肉植物 collaboration作品
5月
アトリエ虹色空間がお休みになる前、最後のお仕事はとても心ときめく作品とのコラボレーションでした(*´꒳`*)
こちらのお家鉢は【可周久】さんの作品。
今回、多肉植物の植え込みのご依頼を受けアレンジさせていただきました。
以下、お家鉢のこだわりを可周久さんご本人より↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
●作品の説明
フランスやイタリアの歴史ある街並みや家々が好きで、それらをイメージした植木鉢を作っています。
ザラリとした質感を出すため荒めの土を使い、表面は珪藻土のような見栄えにしたくて、白化粧という処理をしています。
通常陶器は「釉薬」というガラス質のものでコーティングします。食器がツルリとした質感になっているのはそのためです。
「釉薬」には水の吸収を防ぐ役割があり、その代わり通気性は悪くなります。
植木鉢は釉薬を全くかけていない「素焼き」タイプのものが多いのはそのためで、この家型植木鉢も釉薬はほんのわずか、少しだけかけております。
今回、こちらの器に植え込む際に全て雰囲気が同じにならないように意識しました。
お家の雰囲気から、このお家にはどんな人が住んで居るかな?をイメージして、そこから使う苗を選びました。
多肉植物だけに限らず、今回はサボテンだけのアレンジも。
これが結構雰囲気にはまってお気に入りです。
寄せ植えだけではなく、あえてシンプルに単品植えにしたものもや、ギュウギュウの寄せ植えにするのではなくスペースを作りスッキリさせる事で、多肉のみ!器のみ!のどちらかのみなが目立ち過ぎずバランスよく見えるようにしたものも。
植える多肉の種類によって、がらっとイメージが変わると思います。
植えていて思ったことは、このデザインや色はどんなものを植えてもマッチするとゆう事。
ご自分の好きな多肉を是非植えてみてほしいです(*´꒳`*)♫
植え込み部分も間口が狭くないですし、器自体の大きさはそこまで大きくはないですが小さすぎないので植え込みしやすいと思います。
こんな風に色んなお家を好きに並べて、自分だけの小さな町を作ってみるのも楽しいです♫
とても夢のある作品ですよね(*´∀`*)
現在アレンジしたものはアトリエ虹色空間の小さなお庭に、小さな町として並んでいます。
毎日見ては楽しい気持ちに。
これからもまだまだ新しいデザインのお家鉢を作られると思うので、とても楽しみにしております♫