多肉の仕立て直し作業もラストスパート!
ご依頼頂いてお預かりしていた仕立て直しの鉢、全て其々のお家へ帰りました(*´꒳`*)
どうしても生きているもの、ずっと同じ形のままとゆうのはなかなかないですよね!
多肉も同様、置き場所や水やり、其々の環境によって様々に変化していきます。
単品植えしていると、そんなに気にならないかもしれませんが、寄せ植えだと元の綺麗〜にまとまっていたものがそれぞれ成長したり、時には日照不足でヒョロヒョロしてきてしまったりが気になる方は気になる様子。
必ず仕立て直ししなければいけない!とゆうことはないのですが、仕立て直しをすると気持ち良いですよ(*´꒳`*)
一部をご紹介!
以前途中経過まで載せたこちらの鉢
春萌の勢いが凄い!落ちた葉からも増える増える。見ての通り強い品種です。
好みの長さにカットし、切り口を乾かします。
アロエもカットし、背丈を小さく。
更に小さいのを取り外して株分け。
一回り小さい鉢へとの事。
入りきらないものはあげる!との事で頂いちゃいました(*´꒳`*)
そしてこちらがビフォーアフター
新しい多肉は一切使わず、コンパクトにまとまりました。
お次はご近所のハーブティーのお店
「サテライトキッチン」のお店前にあった逞しーく育っていたこちらの多肉の鉢
店主さんも仕立て直しの様子を見たい〜との事だったので、お店で出張仕立て直しの巻。
既に土に埋まっている部分の根っこからは、十分にお水を吸えていなかったのか、地上部からも根が出ていたので、根の下からカットし切り口にはハイフレッシュをつけて新しい土に植え替えました。
配置やバランスなどは店主さんと相談しながら。
そしてもとからあった多肉だけではスペースが空いてしまうので、新しい苗も足しました。
これからまたどんな変化を魅せてくれるのか楽しみです(*´∇`*)
仕立て直しをする時に、新しく出ている赤ちゃんを発見したり、ここにも増えてるー!!と色々見る事ができるので楽しいです。
今回はいませんでしたが、仕立て直しや植え替えの際はついてほしくない虫を発見したりもできるので、虫の被害を拡大させない為にも大切な、早期発見!早期対処!ができるのです。
仕立て直しをしていて思うのが、新しい形の整った苗だけを使うなら簡単に綺麗な寄せ植えを作れると思うのです。
でも仕立て直しの場合、そうはいかない。
綺麗な形の苗を使うのと違ってバランスを取るのがとても難しい!
でもそれが、多肉から私への挑戦状のようでワクワクします笑
よし!絶対綺麗にしてみせるーー!って笑
最後にもう一つ。
全て仕立て直す必要はないけれど、一部だけポッカリと空いてしまった寄せ植え
そんな時に大活躍する万能な多肉。
その名もセダム。(虹の玉や月の王子のようなものではなく、細葉のセダム!)
この季節はワサワサ増えるしカットして挿すとすぐつくし。
今回はシルバーペットを使いました。
普通ならカットしたら切り口を乾かしたり、乾かす時間がない場合は特殊な粉をつけたりするのが鉄則の多肉ですが、今回使ったこのタイプのセダムは特に切り口を乾かさずにすぐ挿しても全然大丈夫です!
本当に強くて万能〜
カットして
挿す
根も直ぐに出すので(成育期は)、すぐにしっかり着きます(*´꒳`*)
最後に、仕立て直しは一年中いつでも良いわけではなく適した時期があります。
種類によって違いますが、春と秋のものが多いです。
適していない休眠期にいじってしてしまうと、その後ダメになってしまったりするので要注意!
人間だって、お気に入りの着心地の良いパジャマを着て気持ちよく寝ている時に、いきなりたたき起こされて新しいパジャマに着替えさせられたらどうですか〜?
嫌ですよね??←例えがわかりにくい?笑
休眠期はお水を控える!とゆうのも同じ感じで、もし寝ている時に水を飲め飲めー!とバシャバシャ水を飲まされても上手く飲めないですよね?
↑この例えも分かりにくいかな?笑
私の中ではそんな感じのイメージなのです(^-^;
春の仕立て直しは梅雨に入る前までに〜(*´꒳`*)